重ね煮とは

 

野菜の調理法は生・蒸す・焼く・煮る・揚げるなどありますが、

中でもとてもおいしく野菜を食べられる調理法のひとつが「重ね煮」です。

 

鍋に野菜を層にして重ね、水を一滴も加えないで蒸し煮にします。

ひとつのお鍋の中で野菜同士を調和させるので、「にんじんやたまねぎってこんなに甘かったの!?」と驚かれます。

何種類もの野菜を一度にたくさん食べられて、水を入れていないので、保存も一週間ほどできるのでとても便利です。

家族の健康を考える皆さんに、ぜひ知っていただきたい料理法です。

 

 

それぞれの野菜が特性を,鍋の中で対流させ、調和させて旨みを引き出すので、

野菜同士がうまく調和しやすいように重ねる順番が決まっています。

重ね塩

鍋底と重ねた野菜の上に塩を振ります。

味付けのためではなく、お鍋の中の野菜の旨みを引き出すためのお塩です。


皮はむきません

農薬の問題もあるので全てではありませんが、できる限り皮ごといただきます。

そのためできる限り農薬を使っていない野菜をつかって、皮むかずに使います。


アクもおいしさのひとつ

重ね煮ではアク抜きをしません。ごぼうでもアクを抜かずにそのまま料理します。

アクがあるからこそごぼうであり、アクも旨みのひとつです。


なぜ美味しくなるの?

重ねた野菜に弱火で熱を加えると、

鍋の下の方に入れたなすやトマトなど上に伸びる性質の野菜たちは、熱によって上に行こうとする力を発揮します。

鍋の上の方に入れたにんじんやごぼうなど下に伸びる性質の野菜たちは、下に行こうとする力を発揮します。

ジワ~っと出てきた野菜の水分が水蒸気となって対流し、それぞれの野菜の味を引き出して旨みが生まれます。

一番上の野菜のいい香りがしてきたら出来上がりです!


アレンジの多彩さ


重ね煮した野菜は旨みが凝縮。

この旨みを活かしていろいろなお料理にアレンジできます。

たとえば、ひとつの重ね煮から餃子、ハンバーグ、ミネストローネ、キッシュなどいろいろな料理に変身します。

しかも、容器に入れておけば冷蔵庫で約1週間、冷凍庫で焼く1か月保存できます。